数学の計算ミスを減らすには

高校数学において、計算ミスで悩んでいる場合は、計算の行程を省略せず念入りに書いてみるだけで、本人が自覚する以上にミスが無くなり、その上、かえって解答速度も上がる傾向にあります。



センター試験の問題の特筆すべき点は、選択肢の中から正解を選ぶマーク形式であるのと、問題の数や量と比較して解答時間が短いということが挙げられ、何よりも試験時間に関しては十分気をつけるようにすべきだと思います。



受験生によっては、徹夜に近く受験勉強を行う人もいますが、睡眠が不足することは長期的に見て効率が落ちるので、しっかりと睡眠をとって短い勉強時間でもその間集中力を上げたほうが点数が上がりやすいですよ。



私やってみた結論や友人の見解などから見ると、社会科の科目中、暗記量が最小なのはまさに「倫理」科目で、センター試験では国語における評論のような設問が多かったです。



大学ごとに、試験科目やその問題の傾向、難易の度合いや点数の配分、試験の時間などに大きな違いがあるので、志望校の過去に出題された問題を実際に目にして傾向を把握しておくことが重要事項です。



日常的に夜中の時間に勉強するいわゆる「夜型タイプ」の人は、受験日のかなり前の段階でちょっとずつ昼型に変えていって、理想的には朝から自分の能力が発揮できる訓練をすることが重要です。



候補に上げた大学や学部の名前を紙に書き留めて、受験を突破するためにはセンター試験で何点取るべきか、また必要な偏差値などを付け足して、壁などの普段目にするところに明示しておきましょう。



本来集中力というものはあまり長時間は続けることが難しくなっているので、ときどき一服してリフレッシュしたほうが、逆に効率性が上がり結果的にも向上しやすくなります。



化学や生物、物理といったセンターの理科系科目が共通に持つ特徴としては、知識としての事柄やその関係性のパターンを記憶すれば、満点近く取ることが成しうるということであり、直感や読み、センスなどといった能力は原則として要求されません。



英単語教材に付属のCDなどの音声をアイポッドなどの携帯音楽プレーヤーに録音して通学中などに聴いておけば、体感的に英単語が吸収でき、英単語を音として正確に総合的に体得できます。



数学の学習を進めるなかで、問題演習を続けていると、そのうち苦手分野と得意分野が分けられるようになりますが、不得意な分野だけを集中して解答していくようにすると、効率よく特典アップできます。



ヒトの習性として、食後は睡魔が襲うので、家に帰ったらまず夕食前の時間帯の間に、その日ごとに学校で学習した要点の再確認や宿題などをしておくといいですよ。



例に取ると、「次回試験で正解率8割なら、自分の好きなものを食べる」など自分自身に対してインセンティブを出すのも、やる気を出すためには有効な一手です。