高校1年・2年の時期の勉強法

高校1年と2年の時期には、特に英語と数学に重きを置くようにし、それ以外の科目は高校3年生になってから本格的に重点を移していくのが推薦したいやり方です。



それまで模擬試験で十分な点が取れていたり計画通り受験対策が進んでいる人は、いざ本番という時にコンディションが調整できず本当の実力が発揮できなかったとならないよう、十分に配慮しましょう。



模試で80%程度点が取れる時は、センター試験の過去問の復習に加え、河合塾駿台予備校、代々木ゼミナールなど、おのおのの予備校のセンター模試を集めた教材を使用し反復しての取り組みを進めましょう。



例を挙げてみると、「次の機会にミスを2割に抑えたら、TVゲームをする」などと目指すところを決めて自分で自分にボーナスを出すのも、意欲を上げるのに威力のある一手です。



暗記が得意でない人にぜひやってみてもらいたい学習法が、目をつぶったまま、記憶対象の内容の文言を頭の中だけで形のあるものとして具体的に頭の中でイメージし、そのイメージそのものを記憶するというアプローチ法です。



受験の成功や成績向上は、普段の生活のしかたそのものが推し量られているという考え方も大げさではないので、成績が停滞するようなときは、日ごろの生活態度で改革するところが見当たらないか見つめなおしてみて下さい。



本番の大学入学試験でノウハウやテクニックを駆使できるようになるには、模擬試験や演習の段落で毎回使ってみることで、当日の試験本番でも発揮できるようになり、解答速度の向上や成績アップにつながります。



ちなみに、単純に暗記したことが問題に出ることが頻度が高いセンターの地歴公民は、過去出題の問題を演習することで試験慣れを目指すより、知識の量を増やすことを重点的に行なったほうが、要領よく成果が得られます。



参考書や問題集などは、色々と手をつけていくより、これこそと思える一冊を何遍も繰り返し勉強するほうが、学習の成果は大きくなります。



センター試験の理科系科目である化学、生物、物理に共通する点といえば、知識としての事項とパターン的な形態を習得すれば、ほぼ全問正解ができるということであり、直感的な感性というような要素は、原則として要りません。



人間の集中力というものは、あまり長時間は続けることができないことが生物学的にも明らかになっているので、ある程度休み時間を採ったほうが、勉強の効率が高まり、結果的に点数を伸ばしやすくなります。



日常的に夜更かしして受験勉強している人は、本番の試験日のかなり前の段階でだんだんと午前中に勉強するように変えて、朝から実力が出せる訓練を意識するようにしましょう。



受験当日まで何ヶ月も期間があるような場合は、国公立の二次試験への対応をコアとして実行することが、長期的な視野では最適な方法であり、センター試験の得点を効率よく上げることになります。



覚えるとき、紙にその事柄を書くことは、視覚にのみ頼るだけで頭に入れようとするよりも大きな効果があります。とは言うものの、しっかり集中しないと書くということが漫然とした作業になることがあるので、気を付けて下さい。



センター試験で出る問題のポイントは、正解がひとつという点と、問題総量と比較して解答の時間が短いと言え、何よりも試験時間に関しては慎重に対処することが必須だと言えます。