高校数学の効果的勉強方法とは

高校数学では、すぐに答えの出ない問題を長時間かけて考え込むのは時間がもったいないので、5分だけ考えてみてやり方が見いだせない時は、先に答えを見てやり方を覚えてしまった方が手っ取り早く効率的だと言えます。



それに加えて、数学の計算上の失敗が多発する場合は、途中式などの行程をなるべく簡略化せず基本通りに行うことだけで、予想以上に計算が間違えなくなり、さらにむしろ答えを導くスピードもかえって上がる傾向があります。



受験勉強で頭をめいっぱい使っていると、脳はふんだんに燃料となる栄養成分を要求します。そのため、時間を決めて甘い物やカフェインの入った飲み物を間食として採ることも、脳の集中力を維持するためにはかなりの効力があります。



何かを覚えたら、いつでも取り出しが可能にならないとテストの点には結びつきませんから、模試に出た問題を解いてみたり、問題集の問題を演習してみることも試してみましょう。



大学入試の勉強を続けているがあまり意欲が起きないような時には、環境を変えて気分を一新する意味で、町の図書館や学習塾・予備校の自習室、近くのカフェなど、勉強する場所を変更するのも試してみる価値があります。



センター試験の理科系科目である化学、生物、物理の共通点としては、項目の名称とその関係性を習得すれば、だれでもほとんど満点が成しうるということであり、直感的な感性・センスなどといった能力は本来不必要と言えます。



大学受験の志望校突破に向けて、毎日の学習スケジュールをあらかじめ決めておくのは、効率的な勉強になくてはならない事項であり、自分の目標を見定めて計画を精査し、それに沿ってひとつずつ決められたことを達成するのが、あるべき大学受験勉強の理想的な姿だと言えるでしょう。



さらに、食べものをお腹がいっぱいになるほど食べると、消化するために脳内の血行が悪化し、集中的な勉強がしにくくなってしまうので、あまり過食しないよう配慮するようにしましょう。



センター試験で採用しているようなマーク記述で解答する問題では、マークを塗りつぶすのを問題を解く時にその都度行うと気持ちの集中が切れてしまうので、マーク記入の作業はいくつか解いてからまとめて行うのがよいでしょう。



音楽をかけながら、テレビを観ながら、ラジオを気にしながらといったような、学習中に「ながら」を行なってしまうと、目に見えて学習への集中力が低下してしまうので、避ける事が賢明です。



ちなみに、効果的な暗記法の一つで、紙の真ん中に覚えたい言葉を置いて、その周辺に関係する言葉やマークをつけていく、『マインドマップ』と呼ばれるやり方を行うのも、暗記をする上ではとてもいいと思います。



漠然と時間だけをかけるのなら、高い集中力で1時間を使う方が、得られる学習効果は断然大きくなるので、受験対策をするなら集中を途切らせないように行うようにしましょう。



受験の学習に入ると、健康状態の管理も大事なポイントとなるので、栄養バランスを考えた食事や十分な睡眠時間、適度に体を動かすこと、リズムのある規則的な生活に注力することも意識して取り組むようにしましょう。