センター試験問題の特筆すべき点とは

高3になる前の時期には、主に英語と数学を中心に勉強し、それ以外の科目はあらためてしっかりと学習開始するのがオススメの勉強法です。



センター試験問題の特筆すべき点は、ひとつを選ぶという形式と問題の数や量に比べ与えられた時間が少ないという点であり、とりわけ試験時間には十分気をつけることは欠かせません。



受験勉強の最中にあまり調子がよくなく気分が乗らない時は、周りの環境を変える意味で、図書館のような場所や塾などの勉強施設、ダイニングやカフェなど、学習する場所を変更するのも方法の一つです。



問題演習中に正解しなかった問題は、理解しながら覚えることが何よりですが、変に執着せず、「こういった問題はこの方法で解くのか」という視点で、解答の方法やステップを覚えるようにしましょう。



センター本番の試験では、緊張感のあまり問題を読む時点で間違えている可能性がありますが、一度の読み込みで量の多い文章問題は理解しにくいので、ちょっとずつ区切りを入れながら読むと、理解のレベルが確実になります。



書くことで覚えられるのは、目で見て覚えるだけで頭に入れるより大きな効果がありますが、気をつけなければいけないのは、しっかり集中して取り組まないと、書いている行為が記憶に関係ない行動になりがちなので、要注意です。



暗記が得意でない人にぜひやってみてもらいたいのが、まぶたを閉じて、記憶しようとする対象物を想像力だけで具体的な形としてイメージして、そのままの形で覚えてしまうという技法です。



センター試験のようにマークシートにチェックする形式の問題では、マーク部分を塗りつぶすのを各問題の解答毎に行うと集中力の持続が続けられなくなることがあるので、マークの記入はいくつか答えてからまとめてするようにします。



本番の試験日の1週間程度前からは、新規の問題をどんどん挑戦するよりも、それまでに解答した問題の総決算や暗記内容の再確認をするほうが効果のある方法です。



化学、生物、物理といったセンター理科の科目に共通する点といえば、知識としての事柄とその関係性のパターンを習得すれば、ほぼ全問正解が、十分可能性としてあり、センスとか閃きといった能力はまずもって要求されません。



本番同様のセンター模試の場合は、本番のセンター試験で実際にやりそうな課題を示してくれるまたとない機会ですから、なるだけ何回も受験するようにしましょう。



また、英単語を覚える時、英単語教材に付いている音声CDをポータブルレコーダーにコピーして、通学中に何度も繰り返し聴き流すようにすれば、英単語が自然な形で頭に入り、英単語の意味だけでなく発音も正確に体得できます。



歴史の勉強は暗記が多く辛抱が必要ですが、日本史、世界史といった教科の学習をする時は、学研などの教材の出版社が発売している漫画になった歴史本を楽しみながら読んで、歴史の流れを大雑把につかんでおくのもひとつの方法ですよ。



一般的に、食べ物を摂った後は眠気が襲ってくるので、家に帰ってすぐ食事を摂る以前の時間帯に、その日に勉強した内容の見直しや宿題などをやっておくといいですよ。



一般的に、「失敗」はマイナスの印象が採られがちですが、失敗によって表面化することは実は思った以上に豊富なので、とりわけ若い頃は、どんなこともやってみて、失敗を経験し大いにそれを次に活かすべきです。