大学受験勉強でモチベーションを上げる簡単な方法

大学受験の勉強中にいまいちモチベーションが上がらない時は、自分の部屋から外に出て、公共の図書館や塾・予備校などの施設、あるいは自分の家のリビングや近所の喫茶店など、いつもと違う場所で勉強して気分転換をしてみるのも効果のある方法の一つです。



また、「目指せ偏差値60!」「○○大学絶対合格するぞ!」などと目標を紙に書いて壁などの目に見えるところに貼っておくのも、モチベーションアップの簡単にできる方法です。



覚えるときにノートに書くことは、目で追って読むだけで記憶しようとするより絶対に効果的だと言えますが、この時に気をつけなければいけないのは、しっかり集中して取り組まないと、書くということが漫然とした作業になることがあり、あまり頭に入らない事もありうるという点です。



大体の人が、一度は「スランプ状態」という時期を経験することになりますが、スランプを制覇するには、「当面の間は勉強をまったく忘れて、スポーツやなにか面白いこと、興味のある事をやってみる」という気分転換法をやってみる価値があると思います。



大学入試における近年の傾向として、「ゴロ合わせ」を使った参考書・単語帳なども多く見られますが、ゴロ合わせを上手く活用すると、暗記しにくい単語や物事でも、手軽にさらに楽しく記憶することができるのでとてもおすすめです。



一度頭に入れたことは、いつでも取り出しが可能な状態にならないとテストの成果にはなりませんから、模試に出た問題をもう一度解いてみる事や、紙を使わずに頭の中で思い出す方法などを推奨します。



問題を解いていて、答えがでたらその場で、自分の力だけで対応できた問題には○を、見落としがあって答えが違うものは△、解き方も見つからなかった場合はX印を記録しておき、△やXマークのあるものは後日改めて解答を出し直すようにしましょう。



物理の場合、数学の様にセンスが要ると言われていますが、センター試験満点や70程度の偏差値を到達点と考えると、パターンを暗記していくだけ、基本的な解答手順を覚えておくだけで、センスに関係なく結果を出すことができます。



記憶というものは、睡眠のあいだに形として頭の中で落ち着いてくると言われているので、日ごろベッドに入る前に暗記学習の時間をとって、目が覚めたらその事柄が頭に残っているか確かめる習慣を付けるようにすれば、結構簡単に知識を自分のものにできますよ!



それに加えて、シンプルな知識が問題になることがよくあるセンター試験の社会系の科目では、過去の出題内容の演習メインで解答力を熟練するより、まずは知識を豊富にすることを重点的にしたほうが、より能率よく受験対策することができます。



本番直前はナーバスになりがちなので、とりあえず塾や予備校に行きたくなるかもしれませんが、そんなことよりも、苦手にしている分野の問題をもう一度まとめて解いたり、今までやってきた参考書をもう一度しっかりとやり直すことのほうが、絶大な効果があります。



毎日の勉強が単調になると、意欲を落とさずに気持ちを持ち続けるのはなかなかうまくいかないかもしれませんが、試験がうまくいく人は、毎日実直にサボることのなかった人であり、とりわけ、難関の医学部などの入学を果たした人なら確実にそうだと言えます。



大学入試の本番が迫って来ると心配や焦りで熟睡できなくなる心配がある人は、早めに睡眠を補助する薬(睡眠導入剤)やもしくは漢方処方の睡眠改善などを入手しておくのも一手です。