センター数学の傾向と対策

単純な知識を暗記する場合には、1回の復習にはできるだけ時間をかけずにすぐに終わらせ、その分、復習する回数を増やしていくと定着しやすくなります。


これはセンター試験全般に言える事ですが、センターでは、常識や道徳から外れた内容の選択肢は正解にはならないので、そのような選択肢は真っ先に除外しましょう。


自分の手でノートに書いて覚えることは、頭の中の潜在意識の部分に直接刻みこまれるので、目で見るだけで覚えようとするより、ずっと効果があります。


大学入試当日の1週間ぐらい前からは、新しい問題をどんどん解くよりも、今までに解いた問題の総復習や暗記事項の確認をしていった方が効果的です。


センター数学1A2Bの2科目は、理系の難関国公立や医学部を受験する人にとっては満点を取りたい科目であり、文系志望でも、国公立受験なら必須の場合が殆どです。


最近のセンター数学では、二次試験に良く出る問題のパターンや考え方が出ているので、満点を狙いたい人は、二次試験、記述試験の力を上げることが重要です。


センター試験まで半年以上時間がある場合は、国公立の二次試験対策を中心に行うことが、長い目で見ると一番確実にセンター試験の成績を上げてくれます。


緊張している試験本番では、一つの問題に時間をかけすぎると、いつの間にか時間が過ぎていることがよくあるため、各大問の制限時間を決めておくことは大切です。


数学である程度演習が進むと、苦手な分野と得意な分野に分かれてくると思いますが、その時には、苦手な分野だけを解くようにすると、短時間で成績が上がります。


センターの選択肢には、「ひっかけ」がとても多いので、正解を選ぼうとするよりもむしろ不正解の選択肢を消去することを心掛けた方が、正答率は高くなりますよ!