センター試験対策のための参考書

模試で8割前後取れる場合は、センター過去問の演習に加え、河合塾駿台代ゼミなど各予備校のセンター模試の問題集を使って演習を行いましょう。


センターの地歴公民は読む文章が長く、読むだけで時間が取られるので、8割以下の得点ならば、まずはセンターレベルの参考書で暗記することを最優先して下さいね。


センター試験対策のために参考書を買う場合、有名なものに、「決めるセンター」(学研)や「センター試験の点数が面白いほどとれる本」( 中経出版)があります。


センター試験の主な特徴は、択一式ということと、問題数、量に比べ、試験時間が短いということであり、特に試験時間には十分注意する必要があります。


毎日単調な勉強の中で、やる気を持続させるのは大変かもしれませんが、合格する人は毎日真面目に勉強した人であり、特に、医学部や難関大学の合格者なら尚更です。


目標とする大学、学部を紙の上に書き、その大学に合格するには、センターはどの科目で何点必要か、偏差値はどれくらい必要かを書いて壁に貼っておきましょう。


なんとなく3時間勉強するよりも、集中して本気で1時間勉強したほうが、勉強の効率は遥かに上なので、勉強するならしっかり集中して取り組むようにしましょう。


受験生の中には遅くまで頑張る人もいますが、睡眠時間を削ることは長い目で見ると非効率なので、十分な睡眠時間をとって短時間でも集中したほうがずっといいですよ。


人間の集中力はそれほど長くは続かないようにできているので、適度に休憩時間を挟んだほうが、かえって学習効率が高まり成績も伸びやすくなります。


なお、単純な知識が問われることの多いセンター地歴公民は、過去問演習で問題に慣れる事より、知識をインプットするのをメインにした方が効率よく勉強できます。