模擬試験で失敗しても気にするな!

模擬試験で大学の入学が決められるのではないので、模試で失敗しても、本当の入試ではなくて良かったという思考で失点したところをやり直したほうが、くよくよするよりは絶大な実効があります。


現在の自分が学習に取り組んでいる事柄について、あなたが興味を持って見られること、好意的に向える点を発見することが出来れば、勉強を続ける気持ちは今よりもっと強くなるはずです。


ある日まとめてじっくり勉強するつもりでも意欲が続かない時は、手始めに90分、にもかかわらずその気になれないのだとしたら1時間→半時間→10分と、短時間に変えてみてください。


英語で長文読解が出されると、必ず時間切れになってしまうときは、読み返しをせず、頭からある程度のところで区切って読む方法で翻訳すると、びっくりするほど読む速度が向上します。


センター試験で出る問題の注目点は、1つだけを選択するという形式であるのと、問題の数や量に比べ解答時間が足りないと言える点であり、特に時間の消費については重々注意をはらうのが大切なポイントです。


受験勉強中は、脳が多くのエネルギーを要求しているので、たまにカフェイン、糖分といった成分を間食として採ることも、脳の能力を維持するためにはかなり効きめがあります。


近年の傾向として、語呂合わせによる参考書も多く書店で見られますが、ゴロ合わせを上手に活用すると、暗記しにくい単語や物事も簡便にしかもエンジョイしながら身に着けることができます。


英語を受験する心得としては、一番には英語の単語と文法を的確に記憶して、あるレベルまで記憶できてからステップアップとして長文を読み解いたり書いてみるということに挑戦するのがやりやすい方法です。


模擬試験やセンター試験の過去問の正解率が8割取れない場合は、今のところ基礎のところや基本形式の暗記が不十分なので、なによりもセンター試験に合わせた基礎的問題集を利用して繰り返し反復学習しましょう。


入試当日に近くなると精神的に不安定になり熟睡できなくなる傾向にある人は、事前に睡眠を補助する薬や刺激が不安なら漢方の精神を落ち着かせる薬などを入手しておくのもやる価値があります。


センターの過去の問題は、数学社の過去問、赤本と呼ばれる問題集がメジャーですが、黒本と呼ばれる河合塾の過去問は一段と説明が親切なことから、可能であればそのほうがいいようです。


センター試験本番は時間との戦いなので、いつもの勉強のときから時計を見ながら問題を解いたり、解答順を精査したり、苦手な問題は後回しにするなど、自分のペースで訓練しておく必要があります。


化学や生物、物理といったセンターの理科系科目の共通点としては、知識としての事柄とその関係性のパターンを覚えてしまえば、ほとんど満点もありうるということであり、第六感や感性といった能力は根本的に必要としません。


模擬試験は、現時点のあなたの実力を測定する指標のひとつですが、更に言うと、あなたにとってどの分野が不得意だとか、どこの所でミスするのかを示してくれるアラームになります。


身につけたことは、必ず出力可能にしておかないとテストの点には現れないので、実際にあった問題を解いてみる事や、頭の中だけで思い出してみることをやってみましょう。