大学受験の際の滑り止め校の数

受験の際には滑り止めとして複数の学校に出願しておく人は多いです。本命と滑り止めでは受験勉強の力の入れ方にも違いはありますが、受験する学校が増えればそれだけ受験勉強の内容も充実させる必要が出てきます。本命校に落ちることを心配してしまうあまり、滑り止め校の受験勉強に力を入れてしまう人もいるかもしれません。しかしそれで本命校の受験対策が疎かになってしまうのでは本末転倒です。



私が大学受験をした時は、やはり滑り止めを用意しておきました。と言っても用意した滑り止めは1校だけで、本命と合わせても合計で2校しか受験していません。本命校のランクをもっと上げて現状の本命を滑り止めに格下げすることも考えましたが、受験校が増えれば受験費用も増えてしまうし、勉強の範囲が広がることも負担になると考えて断念しました。



その際に本命校になっていたのは一応国公立でしたが、倍率はそれほど高くない大学でした。実際にあまり真面目に勉強をしなくても模擬試験ではかなり安泰の判定をもらっていたので、私にとっては都合がよかったのです。



受験校を少なくしたことで心に余裕を持って勉強を進めることができ、無事に両方とも合格できました。何が何でもどこかに入学したい場合には複数の滑り止めを用意するのも良いかもしれませんが、ターゲットを絞った方がメリハリのある受験勉強が出来ると思います。