まず努力、勉強すること
黄熱病に取り組んだことでノーベル賞候補にもなった野口英世は、「まず努力、勉強すること、それすなわち天才である。なんびとよりも圧倒するだけの勉強をした者、それを天才という。」と言う名言を残しました。
日本史や世界史の学習なら、史実の前後の因果の関係を繋ぎ合せて記憶したり、英単語の記憶だと語源や変化形態を一緒に覚えるなど、複数を関連したものとして暗記しておくと効率的に覚えられます。
例えば「次回のテストで決めた点数が確保できたら欲しい物を買う」など、自分で達成目標を定めてご褒美を付与するのも、やる気になるために効果的な手と言えます。
最近の傾向として、センター試験における数学は、二次試験に良く採用される問題が出題されているので、高得点を狙うなら、二次や記述といった試験の実力をつけることが効果の高い方法です。
あの受験漫画『ドラゴン桜』に、「学習は基礎の部分こそが、すべての基盤であり、勝利への道筋だ!」という台詞が記述されていたように、基礎の部分を手を抜かず会得することが登頂へのまさに王道です。
数学を学習する際には、なによりまず教科書に多くの例題があるので、それがちゃんと出来てから受験対策用に市販された問題の専門書をチャレンジの目標にすると、短期間で効果が出ます。
自分ではどれほど精進したと思っても、努力の仕方に問題があると無駄になってしまい、逆に言うと、上手くマッチしたやり方で学習計画を進めれば、長期間かけなくても学力は目に見えて伸びます。
食事をお腹がいっぱいになるほど採ってしまうと、それを消化するのに脳の血行が不足し学習へ集中できなくなることがあるので、勉強前にはあまり食べ過ぎないように注意しましょう。
計算ミスがよくある人は、計算の行程を省略せず几帳面に行うことだけで、思った以上に正解の確率が上がり、しかもむしろ答えを出すスピードも上がることが多いです。
大学を入試する勉強を始めるとき、とにかく実戦と同じような問題から挑戦してしまいその難しさから壁にぶつかってしまう人がよく見受けられますが、まず最初にはこれまで習ってきた問題から向き合うのが近道です。
センターの数学1A2Bといった2科目は、理科系の上位の国公立や医学部に挑戦する際は100%を期待する科目であり、文系を志望していても、国公立大学を目標にするなら避けて通れないと言えます。
「アファーメーション(自己暗示)」という、自分の潜在意識を利用するやり方がありますが、それは「自分は成功する!」などの希望を断定する言葉を反復して音声として自分に聴かせる心理的な手法です。