大学入試の学習計画を作成しよう!

志望校への入学に向けて学習計画を立案するのは、勉強を合理的に行うのに忘れてならない作業と言えます。目標から遡って計画を精査し、その計画に準じて細かく実績を上げていくことが、理想的な大学受験の学習方法です。



センター試験まで半年以上時間的な余裕があるような場合は、国公立大学二次試験にむけた対策を基本にして取り組むことが、長期的には最も現実的にセンター試験への成果を上げることになるでしょう。



人間のメカニズムでは、お腹が満たされると眠たくなるようにできているので、帰宅したら食事を摂る前の空腹の時間に、その当日学校で習った事の演習や宿題などをすると、効率よく身に付きます。



校内で行うテストや模擬試験などは、必須の作業として失敗した箇所の問題の再確認を行い、以降の受験の取り組み方にフィードバックするとよいでしょう。



午前の時間帯で目覚めが悪くやる気がどうしても出ないようなときは、一杯のコーヒーや紅茶・緑茶などを飲むようにすると、カフェインの力で脳が刺激されて試験勉強に集中しやすくなります。



実際に手を動かしてノートにかいて頭に刷り込むことは、脳の中の潜在意識の部分に直接的に刻まれるので、目で見た情報だけで覚えることより、絶大な効果があります。



受験生の大多数は、講師が有名な講義を受けると対策ができたつもりになってほっとしてしまいますが、それを復習せずにいると本番のセンター試験で結果につながらないので、あまり意味がありません。



センター試験のリスニング対策は、日常生活の中でCDなどの英語音源を聴いて英語の音に慣れておくのは必須として、聞いた英語を真似しながら音に出してみる「シャドーイング」というやり方を採用するとより実効があります。



大学受験の学習を行うにあたり、体調を管理することもまた重要なポイントなので、栄養バランスを考えた食事やしっかりとした睡眠、適切な運動をすること、生活のリズムを整えることに気をつけることも意識するようにしましょう。



集中力は、本来あまり長時間は続かないようにできているので、ときどき一服して休憩したほうが、実は勉強の効率が高まり結果的に成績を伸ばしやすくなります。



テストや日々の演習などで失敗した問題は、解けるようになるまで覚えることが何よりですが、変に執着を持ち過ぎず、「このパターンの問題はこうして解くのか」という姿勢で、答えの出し方を暗記していくようにしましょう。



勉強に取り組んでいてうまく意欲が起きない時は、決まった場所だけでなく、図書室のような場所や学習塾や予備校などの施設、ファミレスや喫茶店など、勉強する場所を移してみるのも、1つの手法として挙げられます。



英語で出題される長文を解く場合は、段落ごとに分けて概要を日本語で書き留めておくと、問題を解く時にどこにある文章かがただちに見つかるので、結果として解答のスピードがかなり向上します。



単なる暗記力が問われる問題が出題される頻度が高いセンターの地歴公民の科目は、過去に出題された問題を演習することで問題慣れをはかるよりも、知識の量を増やすことを重視して暗記を中心に取り組んでいくほうが、勉強の能率を上げて効果的に入試対策することができます。



学校で時間があるときに、近くにいる友だちと英語の単語や古文の文法、歴史の年号などをクイズの形で交代で回答しあうようにすると、楽しみながらレベルアップすることができるので、ぜひ試してみて下さい。