大学受験とマインドマップ

記憶を留める方法に、まず紙の中央部にキーワードを据えて、その上下左右につながりのある事項やイラストを描いておこなう『マインドマップ』手法を採用するのもいいと思います。


学校の休み時間で時間があるときに、友人と英語の単語や古文の教科書、歴史の教科書などを、クイズ番組形式で交代で競技の形にすると、興味を維持しながら楽しく習得することができますよ。


毎回テスト結果の度に喜んだり落ち込んだりせず、その時々の結果を今後の取り組みにどう活用するか、どう取り組めばより成績が上がるかを洗い出すことが最も重要な事項です。


覚える事項を単に暗記するのならば、1度復習する毎に出来る限り短い時間内に早めに切り上げ、その時間分、演習回数をより多く取るといいですよ。


とりわけ数学については、難解な問題を長時間かけるのは時間を無意味に浪費するので、とりあえず5分間やってみて答え方が思いつかない時は、答えを先に確かめて解法のパターンを覚えてしまった方が身につきやすいです。


センター試験での選択肢には、惑わすような問題が多々見受けられるので、正解を探そうとするというよりも正しくない選択肢を排除することを考えて解答していくほうが、素早く答えが出る率は高いと言えます。


近年では、語呂合わせを使った受験教材もたくさん出ていますが、ゴロ合わせで記憶すると覚えることが難しい単語や物事でも簡便にそのうえ楽しみながら習得出来るのでおすすめです。


無為に長時間勉強するぐらいなら、集中力を高めて1時間勉強した方が学習効率は断然高くなるので、集中力を保ってやっていきましょう。


問題への取り組みが終わったら、決めた制限時間内で答えが導けた場合は○、アプローチが正しいのに間違いがみつかった時は△、全く分からなかった時はXを記録して、○がつかなかった時はしばらく時間を置いてからやり直せるようにしましょう。


人間は頭を使っていると、脳は大量の燃料成分を使ってしまうので、気づいたら甘い物やカフェインの入った飲み物を間食として採ることも脳の集中を続ける上には効果があります。


数学の場合、ある程度反復学習が進むと、苦手な分野とやりやすい分野に分ける判断ができるようになるようになりますが、そんな時期には、不得意な分野だけをチャレンジしていくと、効率よく得点力が上がります。


暗記が不得意な人に一度試してもらいたいのが、目を閉じたまま、暗記対象の内容の文言を頭の中だけで形のあるものとして具体的にイメージし、そのままの形で記憶に残すというやりかたです。


本番の試験日の1週間前頃からは、これまでやっていない問題をより多く解くよりも、これまでに経験した問題の総決算や暗記したことの確認をやり直すほうが効果があると言えます。


記憶というものは、睡眠のあいだに形として残るので、ベッドに入る前に暗記学習の時間をとって目が覚めたら記憶が残っているか確認しておけば、安易に身に付けることができますよ!


受験勉強の数学の場合、まずは教科書に多くの例題が載っているので、それらをリピートして取り組んで、その実績をもとに一般的に市販されている例題の冊子を取組課題に採用すると実績を上げやすくなります。