時・条件を表す副詞節

今日は、英語の時制に関する話です。


時制の問題の中でも、時・条件を表す副詞節は特に重要でよく出題されます。


時・条件を表す副詞節中では、未来のことでも現在形で表すという重要なルールがあります。


(例) Don't   look  until  I  tell  you .


「私が言うまで見てはいけない。」


until 節が動詞 look を修飾しているので副詞節である。


(副詞節は動詞・形容詞・他の副詞などを修飾する。)


私が「見る」のはまだ先の話なので内容的には未来のことだが、時を表す副詞節なので現在形で表す。< when >


(1) 「〜のとき


(例) I'll  let  you   know   when  she   comes .


「彼女が来たときにあなたに知らせます。」


when を「〜のとき」で訳す場合、let を修飾しているので 時を表す副詞節となるため、未来のことでも現在形で表す。


(2) 「いつ〜か


(例) Please   tell  me   when  she  will  come .


「彼女がいつ来るか教えて下さい。」


when を「いつ〜か」で訳す場合、目的語になるので副詞節ではなく 名詞節になるため、未来のことは未来形で表す。< if >


(1) 「もし〜なら


(例) If   he   comes ,  tell  him  to   wait   for  me .


「もし彼が来たら、私を待つように伝えて下さい。」


if を「もし〜なら」で訳す場合、tell を修飾しているので条件を表す副詞節となるため、未来のことでも現在形で表す。


(2) 「〜かどうか


(例) Do   you   know  if  he  will  come .


「彼が来るかどうかご存知ですか。」


if を「〜かどうか」で訳す場合、目的語になるので副詞節ではなく名詞節 になるため、未来のことは未来形で表す。



《まとめ》

when
(1) 「〜のとき」 →  will  ×
(2) 「いつ〜か」 →  will  ○

if
(1) 「もし〜なら」 →  will  ×
(2) 「〜かどうか」 →  will  ○


while(〜の間) ,  before ,  after ,   as soon as ,  unless (もし〜しなければ)なども時・条件を表す副詞節である。



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