素数

素数とは、1とその数自身以外に正の約数を持たない1より大きな自然数のことです。


つまり、2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, ・・・と続いていきます。


この素数について、今日付けの読売新聞に興味深い記事が載っていました。


この記事では、「英国で最も影響力のある100人」にも選ばれたオックスフォード大のマーカス・デュ・ソートイ教授の昨年12月にロンドンで開かれたレクチャーのハイライトを紹介しています。


教授によると、素数を最初に見つけたのは、人間ではなく何と「セミ」なのだそうです。


17年ごとに発生する「17年ゼミ」というセミがいて、他にも13年周期、7年周期のセミもいますが、これらは全て素数です。


ここで、セミの天敵も何年かおきに発生すると仮定して、セミと天敵が同時に発生するとセミは食べられてしまいます。


よって、天敵とできるだけ重ならないような周期で発生するのがセミにとっては有利です。


そこで、進化の過程において、どんな数の倍数とも重ならない数=「素数」がセミの発生周期になったという仮説です。


ちなみに、素数についてはまだ分かっていないことが多く、素数の出現の規則性を発見した人には懸賞金として100万ドルが貰えるそうです。


う〜ん、素数って奥が深いですね!


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