大学受験志望校合格のための学習計画を立てよう


志望校合格に向けて学習計画を立てることは合理的な勉強に欠かせない作業であり、ゴールを意識して計画をねり、計画通り積み上げていくのが理想的な勉強法です。


受験勉強で大切なことは、最後のもうひとふんばり、最後のしぶとさであり、もうダメだと思ったところからどれだけ頑張れるかが合否の分かれ目になります。


誰しもスランプというものを経験しますが、スランプを克服するには、「しばらく勉強を完全に忘れて、好きなことや楽しいことをする」という方法がお勧めです。


失敗と言うとネガティブなイメージがあると思いますが、失敗から学べることは実は非常に多いので、特に若い頃は、何事も実践して大いに失敗し大いに学ぶべきです。


英語の長文読解でいつも時間が足りなくなってしまう人は、返り読みをせず、前から適当なところで区切って読む方法で訳していくと、驚くほどスピードが上がります。


テストで高得点を取るコツは、意外に思われるかもしれませんが、難しい問題は最初から捨てて、簡単な問題、基本的な問題を落とさないようにすることなのです。


特に数学の問題では、分からない問題をずっと考えるのは時間の無駄なので、5分考えてやり方が思いつかない時は答えを見て解法を覚えてしまった方がいいですよ。


大学の赤本の裏表紙には、「読書は充実した人を作り、書くことは正確な人を作る」という、イギリスの哲学者フランシス・ベーコンの格言が書いてあります。


ドイツの詩人シラーの名言「学問は、ある人にとっては神々しい女神であり、またある人にとってはバターをくれる有能な牝牛である。」が、私のお気に入りです。


何かを学ぶ上で、守・破・離(最初は基本を忠実に守り、次にそれを応用、最後は型から離れる)を意識すると、回り道をせず最短で習得することができます。